詐取、詐欺に利用されるギフト券

ayashiikumoyuki

換金が容易で狙われやすい

近年の詐欺集団が使う手口がより巧妙化をしています。

世間一般的に認知されている大企業より提供されるサービスを悪用して、無数にある取引の中で追跡されにくいのかネット上で購入が出来る、またはコンビニ等で電子コードを購入できるタイプの各種ギフト券を悪用した手口による被害が続々と表沙汰になっています。

インターネットを利用する方なら閲覧したことが必ずあるであろうAmazonでも、同社で利用できるギフト券が販売されていますが、あたかも公式サイトが行うキャンペーンに見せかけたフィッシングメールを送り、指定したところに送るよう指示をするもので、公式サイトでも注意喚起を行っています。

しかし、ギフト券を仲介した手口はコレだけではないようで、アダルトサイト利用料金や出会い系サイトの支払い方法、さらには個人間における売買取引における決済手段としても利用されている様に、商品券・金券、電子マネーのように現金にとって代わるものが当たり前に使われている時代です。

キャンペーンやアンケートの回答によるお礼として受け取る事が多いこのようなギフト券ですが、未使用品のコードを教える必要がある手口、発行されたものが発行元に戻るような取引に関しては、どこも提供されていません。

上記の口コミの様に、個人間でも活発に媒介物として利用されている背景はツイッターで検索すればザクザク確認出来ますが、未使用品のギフト券を決済手段とする取引については、本当に信用するべき相手なのか注意する必要があります。

ギフト券の意図はプレゼントしたい相手に贈呈するものですし、この当たり前のコトが考えられるだけで詐取されることは無いでしょう。

kyariakessai

キャリア決済(携帯電話)でも購入できるようになる

電子マネー業界の最大手、WebMoneyが運営する「WebMoney PINCOM」が、メールベースの取引だけでキャリア決済でのギフト券が購入できる新サービスを開始しました。

これまでにAmazonギフト券を手に入れる為には、クレジットカード決済による公式サイトからの入手と換金市場で現金をチャージ(振込)をし、メールで受け取る方法が主流です。

(※一部では割安でクレジットカード決済対応で販売されている業者もありますが、再販売を事業とするこのような業者は公式サイトがこの取引を細則で禁止事項に挙げている以上利用しない事をオススメします。)

つまり、これまでAmazonで商品購入をする為には、代金引換や銀行振り込み、クレジットカード決済が一般的な方法でしたが、携帯電話があれば携帯電話料金の支払い時と同じタイミングで支払いをする事ができ、その時に現金が無くてもクレジットカードを所有していなくても物が買える仕組みが生まれたということです。

このサービスが開始したのは2015年4月あたりでしょうか?割と最近の話題なのですが、現金が無くてショッピング枠現金化を利用していた方が与信枠を使い果たしても、まだ携帯電話料金の現金化が金策として選択肢が増えた格好で、プレスリリースと並行して携帯電話料金の現金化業者が少しずつ増えている印象です。

この「本来手に入れる事が出来ないお金を生み出す方法」ですが、その返済方法は携帯電話料金と同じ形、つまり一括払いになりますので注意したいところです。

これまでショッピング枠現金化のように、もともと現金として引き出せる事が出来ない与信を換金する仕組みが新たに創出されたということで、クレジットカードを持っていない方でも簡単に現金化をする事が、実質可能になりました。

kyariakessai2

新サービスの発展は利用者次第

ギフト券は各社独自サービスに紐付けられた提携サービスで有る事が多いです。

お金を発行する事は出来ないけれど、その対象サービスであればお金と同価値で利用できる利便性を背景に、各社独自のギフト券を発行しています。

キャリア決済でギフト券を購入できる仕組みはPINCOMだけですから、こちらで購入したギフト券のコードを仲介市場で出品すれば簡単に換金することが可能になってしまいますので、携帯電話を所有しているだけである意味、与信枠を持つ事が出来ると言っても過言ではありません。

実態のないこのギフト券の返品は、公式サイトですら現金で返金する事、クーリングオフについては行っていないわけですから、換金を目的に購入する事で被る経済的困窮が発生しても誰も応じてくれることはありません。

こうしたサービスを悪用し、現金で無くギフト券を遅らせる手口が流行していますが、換金できる立場、つまり取引所が問題視され始めたのもつい最近の出来事ですから、これを利用する事で、発行元が二次販売・転売行為を認めていない以上、これまでの購入方法にルールを設けなけば被害に歯止めを掛ける事は不可能でしょう。

2015/07/6